初めて他人に自分の傷を見せたので、とても緊張しました。
スタッフの方がとても対応の良い方だったので安心しました。
まず、傷の状態を確認すると個室に案内されました。
ファンデーションにはソフトタイプとハードタイプがあり、ソフトのみで隠せるかそれとも併用した方がよいのか
どういうやり方をすれば一番綺麗に隠れるかと何パターンか試しました。
僕の場合は、併用した方が肌の色に近づき、自然になりました。
隠し方を書いときます。
１、ＵＶカット効果有りの化粧下地を塗る
２、ソフトを少量とり、チップで円を描くように塗っていく
３、塗り終えたら気になる部分の横を埋めていく
４、ハードを少量とり、ブラシで上から順に塗っていく
５、塗り方は、「無理に引っ張らず置いていく感じ」
６、端の部分をぼかし違和感をなくす
７、ボディパウダーをかけ、余分な粉をブラシで落とす
以上です。
最後に自分で何度か練習し、僕は金欠だったのでソフトのみを買いました。
来月にハードを買おうかと思ってます。
夏はこれで隠していこうかな、と思います。
まぁ、でもよく見たりしたらわかるし、角度を変えてみると線が浮いて見えるし、
完全には隠し切れませんね。わかってたことですけど。
切ってしまった事は仕方ないので、隠すしかないのですが。
自業自得ですしね。
まぁ、これで隠して、バレたら開き直ろうかと思います。
第三者に見えないように配慮するというのが必要であるのなら、
努力はしたし
隠し切れないもんはしょうがない。
手術も視野にいれながら生きていこう。
リスカをやめて一年以上経つ。小６から切ってた。エスカレートしたのは高校入ってから。
風呂に入るときに、体を洗う用のタオルで力入れて擦る。
毎回試している。けれど、薄くはなっても消えやしない。薄すくなるのも限界がある。
左腕の手首から肘までの間に２０本くらい痕が残っている。
だから、リストバンドしても数本はみ出るし、腕時計などのアクセサリーで隠すのも困難。
その傷跡も今は上記の方法でだいぶマシになったとは思うが。
パッと見は気づかないだろうけれど、注視すれば「切った」痕であるのがバレバレ。
夏はアームウォーマーで隠していた。傷は出来るなら一生隠したい。
僕には傷を隠さず堂々生きていく覚悟や勇気や開き直り、理解してくれる人達はいないから。
だから、今まで自分から見せたことはない。「見せない」ことが素晴らしいのではないのは承知している。
もちろん傷跡を見せることで相手を傷つけると思うし、結局のところ自業自得でどうしようもないのだけれど。
時々、痛みを共有してもらえる相手がいる人達を羨ましく思ったりする。
まぁ、もともと僕は自己顕示欲の為に切ったのではないけれど。
一回、僕にとって一番親しいであろう古くからの友人達と遊んでたときに
友人に抱きつかれる等のスキンシップの反動で、アームウォーマーが一瞬ずり落ちてしまった事がある。
その前日に新しく腕を切ったばかりだったので血がまだ出ていて、生々しかったと思う。
すかさずアームウォーマーで隠したけれど、きっと向かい側にいた友人には見えてしまっていたと思う。
友人が一瞬驚いた顔をしていた。しかし、すぐいつもの態度に戻った。
それから何度か遊んでいるけれど、一言も問われたことはない。
”僕”は友人達にとってその程度の人間なんだと思った。
きっと、友人も考えた上で干渉しない方が僕にとって良いだろうと思っての大人の対応なのだろうけれど。
それとも、他人のそのような様子に心を動かさないタイプなのかもしれない。
真意は僕には測りかねる。
別の友人に「リスカ痕はグロイから嫌だ」と言われた。
僕が当事者だって知らないはずだけど、当てつけに言ってるのかなとちょっと勘繰った。
「腕、大丈夫？」と聞かれたこともあった。
これは付き合いの浅い友人に聞かれた。リストバンドで隠してたけれど傷が見えてたらしい。
切った理由を尋ねられたので答えたら「ベタだね」と言われた。
その言葉がしばらく引っかかった。
僕を叱咤するつもりでそう言ってくれたのだろうか？ごめん、僕には負の感情しか芽生えなかった。
その後はまた何も言われなかった。
友人から僕に対する気持ちが大いにわかった。
同じように悩んでいる方の参考になれば、と書いときます。
実際に僕がやったのは…
・ファンデーション＆コンシーラー＆化粧下地を重ねて塗る
…思ったほど肌とファンデの違和感はなかったですが、近くでみるとうっすら線がわかります。多分、リスカの程度にも因るのでしょうね。(何で性自認がＦＴＸな僕が化粧道具を持っているのかというと、姉からのおさがりです)
・色んな洗剤でこすりまくる。
…結構薄くなった気がします。色素が取れたのか？お風呂に入った時に泡を立てるヤツ(あれは何と言ったっけ？)でめちゃくちゃに色んな洗剤(シャンプーだったり、、リンスだったり)でごしごししました。
腕が痛くなるけど、慣れれば大丈夫←
しかし、色素が薄くなったとはいえ…完璧には消えません。継続していくことで効果があがるのかな。
・紙やすりでこする。
…授業で使った紙やすりを家に持って帰っていて、丁度目が止まったので物はためし！と擦ってみました。
そういえば、どこかの形成外科のリスカ治療法は削るんじゃなかったっけ？と思い出したので軽いノリでやりました。
結論を言うと…やめた方がいいかもしれない。少し線が細くなった気がしますが…肌があれます。今考えると当然のことなのですが。
あと、傷口が開きます。でも、前よりは目立たなくなった気がしますね。
僕が試してみたのは以上です。
本当は病院に行って消してもらうのが得策なのでしょうが、「綺麗に消えない」、「痛い」などなど話を聞く限り高いお金を出す価値があるのか判断しかねます。
なので、何か良い方法はないのかと色々調べてみたんですけどね。
どこかのブログの管理人さんがファンデーションでリスカを隠す方法を細かく丁寧に書かれていたので、調べると良いかもしれません。
確か…「カバーマーク」という商品が良いのだそうな。
夏になった。
まだ、温度的にはさほど暑くはないけれどその内温暖化の底意地を見せてくるだろう。
夏は嫌いだ。
理由、一 人間達ががやがや騒ぐようになるから
理由、二 リストカットだらけの腕を出さなくてはいけないようになるから
理由、三 息苦しさを倍に感じるようになるから
だから嫌いだ。一生冬でもいいくらいだと思っている。
別に僕としては腕跡を他人に見られるのも構わずに半袖を着たって構わないのだけれど、
それは僕の問題であって、他人からの目から見たら大半が「不愉快」になるだろう。
他人の目など気にしたって仕方ないのは重々理解しているが、
僕のリストカットには自己顕示は含まれないから、他人に見せ付けたって利益はないわけで
そうすると「隠す」に越した事はない、という結論に至る。至極簡単な答えだ。
僕の左腕には２０本以上の傷跡がある。
幸いケロイドにはならず、薄っすらと白く線が走っているような状態だけれど
見るからに「リスカしました」という傷。何回も傷口傷つけたから治らない。
リスカの傷ってなかなか消えませんよね。
もう、一年くらいリスカはしてない。
自分の中で結構立ち直ったつもりなんだけれど、傷はそんなの無理だよ、て言ってるみたいで
腕はちっとも綺麗になってくれない。
ま、自業自得なんですけど。
でも、そんな後のこと考える余裕なんてなくて、未来とかどうでもいいし、
自分なんて考える価値もないって思ってたから。
だから、何回も繰り返し切った。
無価値で無意義な自分に、「腕を切る」という価値と意義を植え付けた。
赤い血が流れて、精神が落ち着いて、視覚的にも楽しめる。
これで、僕は僕にとって価値が存在する。
そう考えないと耐えられなかった。
それに腕を切れば切るほど、大嫌いな人間から遠ざかっていく気がして、
人間じゃなくなるための儀式でもあった。
僕はもう戻れないほど、あの大嫌いな健常者ではないのだ、と。
その内、リスカの意味がなくなった。
腕を切って、切って、切ったって、僕はどうしようもないほど人間という奴で
どうしようもなく駄目な人間に変わりはなかった。
ちょうど視覚的にも飽きて、耳鳴りとか、過呼吸の発作が少しよくなってきたから
そろそろ潮時にしようと思った。
リスカは役に立たないものに成り果てた。
その他の理由に意識的に切ってたリスカが、知らない間に腕が切れてるなんて事があったり
無意識下での行為になろうとしてたから、これはさすがにやばいと思ったからもある。
この思考をするあたりでどうしようもなく僕は人間です。
リストカッターは自分に甘いとか、精神的に弱いとか言われるけれど
否定はしません。
でも、自分でそう認識するのは分かるが、他人にそう指摘されると少し腹が立つ。
別に同情など欲しくはないが、そう評価する権利はないだろう誰にも。
表面的の繋がりしか求めない人間なんかが他者のメンタルス的な面にこういう時にだけ首を突っ込むのは
おかしい。最初から無関心ならば最後まで突き通せという話。
どうせ、好奇心の応酬なのだろう。本当に人間はくだらない。
手首を切っちゃいけないのは誰にだってわかること。
だけど、どうしようもない程他に選ぶ道がなくて、リスカだけが受け止めてくれる。
だから、切ったことで判断しないで欲しい。切ったことは叱ってくれたっていいけど。
過去の傷と今の思いは「＝」じゃないから。このやる気を評価して欲しい。
切るな、と言われたって切ってしまう。僕の場合は。
切った後で気づくこともある。僕みたいに。
矛盾してるのは分かるけれど、遠回りしたっていいと思うよ。